バイデン氏さらに4勝の見通し テキサスで接戦続く

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バイデン前副大統領は新たにテネシーとオクラホマでも勝利する見通し/CNN

バイデン前副大統領は新たにテネシーとオクラホマでも勝利する見通し/CNN

(CNN) 米大統領選の民主党候補選びで最大のヤマ場とされる「スーパーチューズデー」の3日、バイデン前副大統領は予備選が実施された14州のうち、新たにテネシーとオクラホマ、アーカンソー、ミネソタでも勝利する見通しとなった。CNNの予想ではこれが7勝目となる。

テネシー州に割り当てられている代議員は64人、オクラホマ州は37人、アーカンソー州は31人、ミネソタ州は75人。2016年の前回大統領選では、テネシーとアーカンソーでヒラリー・クリントン元国務長官、オクラホマとミネソタでサンダース上院議員が民主党予備選を制していた。

バイデン氏はすでにバージニア、ノースカロライナ、アラバマの各州で勝利を確実にしている。

CNNの予想によると、コロラド州ではサンダース上院議員の勝利が確実になった。

サンダース氏はバーモント州に続く2勝目となる。コロラド州の代議員数は67人。規定変更前の前回は党員集会で配分が決まり、サンダース氏が勝利を収めていた。

代議員228人を擁する大票田テキサス州では、両氏の間で接戦が続く。中間発表の得票率はバイデン氏が26.2%、サンダース氏が25.8%だった。

テキサス州の出口調査では他州と同様、黒人層がバイデン氏を支持し、6割が同氏に投票したと答えていた。しかし同州予備選で黒人有権者が占める割合は約2割にとどまっている。

一方でサンダース氏は、有権者の約3分の1を占める中南米系のうち4割から票を集めた。

同調査の結果を年齢別にみると、民主党有権者の約3分の2を占める45歳以上の層は主にバイデン氏に投票し、45歳未満の層はサンダース氏を支持していた。

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