民主党のサウスカロライナ州予備選、バイデン氏が勝利へ

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サウスカロライナ州予備選が行われ、CNNの予測によるとバイデン前副大統領の勝利が確実となった/Sean Rayford/Getty Images

サウスカロライナ州予備選が行われ、CNNの予測によるとバイデン前副大統領の勝利が確実となった/Sean Rayford/Getty Images

(CNN) 米大統領選に向けた民主党候補選びの第4戦となるサウスカロライナ州予備選が29日に実施され、CNNの予測によるとバイデン前副大統領の勝利が確実となった。

バイデン氏はこの日の集会で、同州で「完全復活」を果たして指名獲得へ突き進むと自信を示していた。

CNNの予測では、同州に割り当てられている代議員54人のうち、バイデン氏が少なくとも14人を獲得する見通し。

これまでの獲得代議員数は、サンダース上院議員が45人でトップに立ち、続いてバイデン氏が29人、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長が26人となっている。

サウスカロライナ州では、バイデン氏が黒人票の約6割を獲得。後を追うサンダース氏は1割超にとどまった。65歳以上の有権者も6割近くがバイデン氏を支持した。

同氏はまた、党内穏健派の半数以上から支持を得たうえ、「非常にリベラル」を自称するグループからの支持率も4割前後に達し、サンダース氏の3割を上回った。

民主党の指名争いはこの後、大票田のカリフォルニアやテキサスなど14州の予備選・党員集会が集中する3日のスーパーチューズデーに舞台を移す。

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