トランプ米大統領に「日焼け顔」疑惑、SNSに生え際真っ白の写真

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ホワイトハウスの敷地内を歩くトランプ大統領=2月7日/Michael Reynolds/EPA-EFE/Shutterstock

ホワイトハウスの敷地内を歩くトランプ大統領=2月7日/Michael Reynolds/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) 先の週末にツイッターに投稿されたトランプ米大統領の写真がSNSで注目を浴びている。写真は今月7日にホワイトハウスの庭を歩くトランプ大統領の姿をとらえたものだった。

首都ワシントンの7日といえば、非常に風の強い1日で、午前から午後にかけて気温は急激に低下。トランプ大統領の髪は正面からの突風にあおられて後方に吹き流されていた。そしてあらわになった大統領の顔面は、全体的に日焼けしたような肌の色が、生え際の近くまで来ると突如として途切れ、その先は白い肌が際立っていた。

それでもこの写真は、誰も気に留めることなく忘れ去られていたかもしれない。トランプ大統領自らがツイッターで取り上げさえしなければ。

大統領はこの写真について、「またフェイクニュースだ。明らかにフォトショップで加工されている。だが風が強かったのに髪は見栄えがいい」と投稿した。

そこでCNNエディターは真実を求め、同じ瞬間をとらえた別の写真を探した。そして見つけたのが、少し違う角度から別のカメラマンが撮影した写真だった。

写真が加工されたというトランプ大統領の主張が正しかったのかどうかは分からない。ただ、両方の写真とも、大統領の肌の色は、首回りや生え際や耳の周りに比べて、顔の前面の方が濃く見える。これはメークアップなのか、それとも日焼けなのか。撮影したカメラマンは、「フォトショップ加工はしていない。ただ、アップルのスマートフォンの写真アプリを使って色を調整した」と説明している。

ホワイトハウスの公式説明として、政権高官は昨年、米紙ニューヨーク・タイムズの取材に答えて、大統領の顔色は「良い遺伝子」と、大統領がテレビ出演する際に自分で塗っている「半透明パウダー」によるものと説明していた。

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