前ウクライナ米大使を違法監視か、ポンペオ国務長官は沈黙

ポンペオ米国務長官は前駐ウクライナ米大使を監視したとする情報に対し沈黙を貫いている/Alex Wong/Getty Images

ポンペオ米国務長官は前駐ウクライナ米大使を監視したとする情報に対し沈黙を貫いている/Alex Wong/Getty Images

ワシントン(CNN) トランプ米大統領によって解任されたマリー・ヨバノビッチ前駐ウクライナ米大使が、在任中に違法に監視されていたことを示唆する新たな証拠が公開された。だが、ポンペオ国務長官は沈黙を保っている。

一連の証拠文書は、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏の協力者、レブ・パーナス被告が下院に提出したもので、14日と15日に順次公開された。

文書からは、パーナス被告らの要請でヨバノビッチ氏が監視されていた可能性が判明。しかし36時間以上が経過した後も、国務省はこうした展開について一切コメントしていない。

ウクライナ当局は16日午前、監視が行われていた可能性があるとみて刑事捜査に乗り出したことを発表した。

ポンペオ氏は国務省の威信を取り戻すとの目標を掲げて米外交トップの地位に就任したが、トランプ大統領の弾劾(だんがい)裁判に至る過程では比較的沈黙を保ってきた。特に批判の矢面に立たされたキャリア外交官を擁護する場面は皆無で、外交関係者の憤りと非難を招き、国務省内の士気低下を引き起こす結果となっている。

14日に公開されたテキストメッセージでは、共和党の議員候補、ロバート・ハイド氏がウクライナの首都キエフにいるヨバノビッチ氏を監視して、その動向をパーナス被告に伝えていた可能性が示されている。

ハイド氏はパーナス被告に宛てたメッセージでヨバノビッチ氏をののしった上で、翌日には「トランプ氏があの女をいまだ解任していないのは信じがたい」と言及。別のメッセージでは「3人と話した。電話もコンピューターもオフだ。大使館の隣にいる。中ではない」などとヨバノビッチ氏の動向を被告に伝えている。

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