米政権、北朝鮮に交渉再開を呼び掛け 大統領補佐官が明かす

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オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、トランプ米政権が北朝鮮側に協議の再開を呼び掛けてきたと明らかにした/Brendan Smialowski/Getty Images North America/Getty Images

オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、トランプ米政権が北朝鮮側に協議の再開を呼び掛けてきたと明らかにした/Brendan Smialowski/Getty Images North America/Getty Images

ワシントン(CNN) 北朝鮮の非核化をめぐる米朝協議が停滞している問題で、米国のオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日までに、トランプ米政権が北朝鮮側に協議再開を呼び掛けてきたことを明らかにした。米ニュースサイト「アクシオス」とのインタビューで語った。

米朝間の直接対話は、昨年10月初めにスウェーデンで開かれた実務協議以降、停滞している。アクシオスがオブライエン氏の話として伝えたところによると、米政権はさまざまなルートを通して北朝鮮に接触し、「協議の再開と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が約束した非核化の履行」を望んでいると伝えてきた。

北朝鮮側は10月の実務協議について、米国が態度を改めなかったために決裂したと主張。正恩氏は昨年末、米国が敵対政策を続けるなら朝鮮半島の非核化は「永遠にない」とも発言した。

正恩氏が米国に「クリスマスプレゼント」をおくると予告したことから、北朝鮮が長距離ミサイルを発射する可能性なども取り沙汰されていた。

これについてオブライエン氏は、「プレゼントは何も届かなかった。明るい兆しだと思う」と語った。ただし、今後「何らかの実験」が行われる可能性は否定できないとも指摘した。

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