米下院、トランプ大統領の弾劾決議を可決 歴代3人目

米下院、権力乱用の弾劾条項の投票

(CNN) 米下院は18日、トランプ大統領が重大な犯罪と不正行為にかかわったとして、弾劾(だんがい)決議案を賛成多数で可決した。大統領が弾劾訴追されるのは、米国史上3度目。

弾劾訴追を受け、ミシガン州で開かれた集会で演説していたトランプ大統領は、「不法かつ憲法違反で党派の偏った弾劾により、何もしない民主党は、米国の有権者に対する深い憎しみと侮辱を宣言した」と強く反発、最後には自分が勝つと宣言した。

下院はトランプ大統領による権力の乱用と議会妨害の2つの条項について、弾劾決議案の採決を行った。上院での弾劾裁判は来月にも始まる見通し。

野党民主党は3カ月におよぶ調査を経て、トランプ大統領がウクライナに圧力をかけ、自分と政治的に敵対する相手について捜査するよう要求したと結論付けた。

トランプ大統領の弾劾条項の採決が行われた/House TV
トランプ大統領の弾劾条項の採決が行われた/House TV

下院の採決では、権力の乱用について賛成230対反対197、議会妨害については賛成229対反対198で、弾劾決議案を通過させた。

米国の歴代大統領で過去に弾劾訴追されたのは、1868年のアンドリュー・ジョンソン大統領と、1998年のクリントン大統領の2人のみ。ニクソン大統領は1974年、弾劾手続きが下院での採決に持ち込まれる前に辞任した。

ジョンソン、クリントン大統領とも上院で無罪が言い渡されており、与党共和党が多数を握る上院が、トランプ大統領を罷免(ひめん)に追い込む可能性はほとんどない。ただ、いずれも2期目だった過去の2人の大統領と異なり、トランプ大統領は2020年11月に再選をかけた大統領選挙を控える。

トランプ大統領は18日、下院で審議が行われている最中から、ツイッターで繰り返し弾劾手続きを批判、「これはアメリカに対する攻撃であり、共和党に対する攻撃だ!!!!」と訴えていた。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]