トランプ氏のウクライナ疑惑、2人目の内部告発者 弁護士が明かす

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ウクライナ疑惑で2人目の内部告発者

(CNN) トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、政治的ライバルのバイデン前米副大統領について捜査するよう圧力をかけたとされる問題で、2人目の内部告発者が現れたことが分かった。最初に告発した情報機関職員の代理人を務める弁護士が6日、明らかにした。

弁護士のマーク・ザイド氏はCNNに、自身のチームが2人目の代理人にもなっていることを確認した。1人目の主張の裏付けとなる事実を直接知る情報機関職員で、すでに情報当局の監察官に申し出ているという。

同じチームの別の弁護士も、この問題で「複数の職員」の代理人を務めていることを認めたが、それが2人なのか、さらにほかの当局者もいるのかは明言しなかった。監察官への告発状は一本化されているとも説明した。

これに対してホワイトハウスのグリシャム報道官は同日、「同じ電話会談について何人が内部告発者を名乗ろうと関係ない。大統領はすでに会談の内容を公表している。不正行為は一切なかったという事実に変わりはない」と述べた。

1人目の告発者はトランプ氏が職権を乱用し、電話会談でウクライナに政治介入を要請したと主張。ホワイトハウスがその記録を隠ぺいする措置を取ったとも指摘している。

米紙ニューヨーク・タイムズも4日、2人目の情報機関職員が告発状の提出を検討していると伝えていた。ただしザイド氏はCNNに、自身が代理人となった職員と同一人物のことかどうかは分からないと述べた。

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