サーフボードがサメに食いちぎられる、本人は無事 米ハワイ

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サーフィン中にサメに襲われボードを食いちぎられたマックス・ケリキピさん/Courtesy Max Keliikipi

サーフィン中にサメに襲われボードを食いちぎられたマックス・ケリキピさん/Courtesy Max Keliikipi

(CNN) 米ハワイ州オアフ島沖でこのほど、サーフィンを楽しんでいた男性のボードがサメに食いちぎられる出来事があった。男性は無事だった。

マックス・ケリキピさん(16)は11日夕、帰宅途中にマカハビーチに寄り、サーフボードをつかむと海に入っていった。90メートルほど沖に出たところで海面から何かが出ているのが見えたが、その姿は「礁に溶け込んで」いた。

最初はカメかと思ったが、すぐにサメだと気付いた。そこで両足をボード上に乗せて座り、水面下に垂れた脚がサメの餌食にならないようにした。

サメはまっすぐ向かってきて、ボードからケリキピさんを突き落とした。そしてボードにかみつき「大きく食いちぎった」。足に位置によっては指がかみちぎられる可能性もあったという。

その後、ケリキピさんは海岸に向かって泳ぎ始めた。「逃げるか闘うかだった。僕は逃げることを選んだ」と振り返る。

サメの体長については、ボードの長さ約1.8メートルとの比較から、2.1~3.0メートルほどと推測している。最初はカマストガリザメかと思ったが、救助員を務める友人の話では、恐らくイタチザメとのことだった。

このビーチには、最近浅瀬にサメがいたとして警戒を呼びかける看板が掲げられている。ケリキピさんが知る限り、これまでサメ襲撃の被害に遭ったのは10~20人ほど。「頻発することではないが、珍しいわけでもない」と語っている。

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