連邦当局者の襲撃を示唆、18歳男を起訴 米オハイオ州

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連邦捜査当局者らを「銃撃せよ」などと発言した男が起訴された/Win McNamee/Getty Images

連邦捜査当局者らを「銃撃せよ」などと発言した男が起訴された/Win McNamee/Getty Images

(CNN) インターネット上で米連邦捜査当局者らを「銃撃せよ」などと発言し、自宅に大量の銃や弾丸を隠し持っていたとして、オハイオ州在住の男(18)が逮捕され、12日に初出廷した。

起訴状によると、被告は今年6月、いたずら画像などの共有アプリ「iFunny」への投稿で、1993年にテキサス州ウェイコで起きたカルト教団の立てこもり事件に言及。数十人の死者が出たのは現場に突入したアルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)捜査官らの責任だと主張し、最後に「結論」として「目に入るすべての連邦捜査官を銃撃せよ」と書き込んでいた。

このほかにも銃乱射事件に賛同し、人工妊娠中絶の権利を擁護する団体への攻撃を予告するコメントを投稿していた。

連邦捜査局(FBI)が7日に自宅を捜索したところ、長銃15丁、けん銃10丁、弾丸約1万発と迷彩服が見つかった。

FBI捜査官らは今年2月に被告の投稿に気付き、捜査を開始。iFunnyに情報提供を要請してGメールアドレスを入手し、さらにGメールのサービスを提供するグーグルにも協力を求めて被告を特定した。

起訴状によれば、被告は調べに対し、書き込みは冗談で誇張した表現だったなどと主張した。

次回は16日、保釈についての審理で出廷することになっている。

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