米海軍艦、イランの無人機を破壊 トランプ大統領発表

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イランの無人機を撃墜、トランプ大統領が発表

ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は18日、ホルムズ海峡を航行していた米海軍の強襲揚陸艦「ボクサー」に接近したイランの無人機を破壊したと発表した。無人機はボクサーの1000ヤード(約900メートル)以内にまで接近し、同艦が何度も発した警告を無視したとしている。

ただでさえ緊張が高まっている米国とイランの対立は、一層の激化が予想される。

ホワイトハウスでトランプ大統領は、無人機が同艦と同艦乗員の安全を脅かしたため、直ちに破壊したと語った。

米国防当局者によると、無人機は妨害電波を使って破壊した。無人機が安全を脅かす距離にまで接近したため、ボクサーの乗員が防衛措置を講じたとしている。

トランプ大統領は、イランが国際水域を航行する船舶に対して多数の挑発行為や敵対行為を行っていると述べ、「米国には我々の人員や施設および利益を守る権利がある。国際社会に対し、航行の自由と世界貿易を妨害しようとするイランの行動を非難するよう呼びかける」と強調。各国に対し、自国の船舶を守るよう促した。

イランのザリフ外相は18日、ニューヨークの国連本部で記者団に対し、「無人機の喪失に関する情報はない」と語った。

米国防総省が発表した声明によると、現地時間の午前10時ごろ、ホルムズ海峡を航行していたボクサーに、固定翼無人航空システム(UAS)が接近。同艦は防衛措置を講じ、艦並びに乗員の安全を確保した。

国防総省の報道官はこのUASについて、イランの無人機と判断したと話している。

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