シャナハン氏、国防長官への指名を辞退 「家族が最優先」

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シャナハン国防長官代行が、次期国防長官への承認手続きを辞退した/JIM WATSON/AFP/AFP/Getty Images

シャナハン国防長官代行が、次期国防長官への承認手続きを辞退した/JIM WATSON/AFP/AFP/Getty Images

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は18日のツイートで、次期国防長官に指名していたシャナハン国防長官代行が承認手続きを辞退したことを明らかにした。

トランプ氏はツイッターに、シャナハン氏は家族との時間をもっと確保するため、承認手続きを進めないとの決断に至ったと書き込んだ。長官代行の後任にはエスパー陸軍長官を充てると表明した。

今後エスパー氏を国防長官に指名する可能性も「非常に高い」と述べた。エスパー氏は、トランプ政権が約束したメキシコ国境の壁建設に向けた資金確保や、国境への派兵にかかわってきた人物。共和党幹部らはこの人選を「適任」と歓迎している。

トランプ氏は先月9日にシャナハン氏を国防長官に指名する意志を表明したが、承認公聴会に向けた正式な手続きは進んでいなかった。

シャナハン氏をめぐっては、米紙ワシントン・ポストが18日付で、2011年11月に元妻が当時17歳の息子にバットで殴られた件に関し、同氏が息子の弁護士宛てに書いていたメモなどの詳細を報じた。

メモには息子の正当防衛だと書かれていたが、シャナハン氏は17日、同紙の取材に対し、自身の主張は間違っていたとコメント。息子が取った行動は暴力に違いないとの見方を示し、暴力を正当化することはできないと強調した。

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