トランプ氏の訪日、政敵の「マケイン」名の艦船隠し検討

トランプ氏訪日に合わせ移動が検討されていたという駆逐艦「ジョン・S・マケイン」/US Navy

トランプ氏訪日に合わせ移動が検討されていたという駆逐艦「ジョン・S・マケイン」/US Navy

(CNN) トランプ米大統領が先の訪日で米海軍横須賀基地に向かう前、米共和党の重鎮で対立関係にもあった故ジョン・マケイン元上院議員の名前にちなんだ海軍艦船を移動させる案がホワイトハウスなどで検討されていたことが30日までにわかった。

2人の米海軍当局者が明らかにした。トランプ氏がミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」に気付くことを避けようとした配慮が働いたともみられる。

この案は大統領の移動や医療支援などを軍事面から支える業務を担うホワイトハウスの部署と階層が低位の複数の海軍将校の間の電子メールで触れられていた。海軍幹部はCNNに、電子メールの存在を確認。その上で海軍上層部が案を知れば、葬っていただろうとも述べた。

トランプ氏は28日、横須賀基地で米戦没将兵追悼記念日に合わせ米海軍強襲揚陸艦「ワスプ」に乗艦し、兵士らと交流していた。29日夜にはツイッター上で、訪日では同ミサイル駆逐艦に絡むことは一切知らされていなかったと述べた。

米海軍第7艦隊の報道担当者はCNNに、大統領訪日の際には全ての艦船が正常な配置にあったと説明した。

同ミサイル駆逐艦の移動案については米紙ウォールストリート・ジャーナルが最初に報道。横須賀基地で修理中だったため動かせず、名前部分は幕で隠されたとも伝えていた。

一方、CNNの取材に3人の海軍当局者はこの報道を否定し、トランプ氏が28日に訪れた際、幕はなかったと反論。同紙は24日に撮影された同艦を覆う幕の写真に言及していたが、シートは翌日に除去されたとも明かした。

その上で問題の電子メールは見ていないが、同艦の存在をあいまいにする措置は一切なかったと主張した。

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