ペロシ下院議長、「司法長官が議会にうそ」 ロシア介入疑惑巡り

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「司法長官は議会に真実を語らず」 ペロシ議長

(CNN) ペロシ米下院議長(民主党)は2日、バー司法長官がロシア疑惑の捜査報告書をめぐり議会証言した際、「真実を語らなかった」「うそをついた」と述べ、犯罪に当たるとの認識を示した。

連邦議会で行った記者会見で述べた。「米国の司法長官が議会に真実を語らなかった。それは犯罪だ」としている。

司法省報道官は数分後、「司法長官に対する根拠のない攻撃であり、無謀かつ無責任、誤りだ」と反論した。

ペロシ氏は会見の質疑応答でもバー氏が罪を犯したどうか聞かれ、「議会にうそをついた」「もし他の人物がやっていれば犯罪とみなされるだろう」と指摘した。ただ、収監されるべきかとの質問には直接答えなかった。 

バー氏はマラー特別検察官による捜査報告書の概要をまとめた文書を作成し、3月24日に公表した。4月に開かれた議会公聴会で、マラー氏がこの概要の結論に賛同しているかどうか問われ、「知らない」と証言していた。

しかし今週、概要内のバー氏の表現についてマラー氏が書簡で懸念を示していたことが発覚。書簡は3月27日付だが、バー氏が2度にわたる議会公聴会に臨んだのは4月だった。

マラー氏の書簡が明るみに出たことでバー氏は批判を受けており、民主党の一部議員は辞任を要求している。

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