今度は娘を亡くした男性が死亡、銃乱射事件で関係者の自殺相次ぐ 米

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ジェレミー・リッチマンさん=2013年10月、コネチカット州ニュータウン/Craig Ruttle/AP

ジェレミー・リッチマンさん=2013年10月、コネチカット州ニュータウン/Craig Ruttle/AP

(CNN) 米コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件で娘を亡くした男性が25日、オフィスビルの中で死亡しているのが見つかった。自殺だったとみられる。

警察によると、死亡したのはジェレミー・リッチマンさん(49)。6歳だった娘のエビエルさんは、2012年にサンディーフック小学校で起きた銃乱射事件で殺害されていた。この事件では子ども20人と大人6人が命を落とした。

学校で起きた銃乱射事件に関連するとみられる自殺は、この1週間で3人目だった。

警察はリッチマンさんが死亡した経緯について、事件性はなさそうだとのみ説明し、詳細は明らかにしていない。

リッチマンさんは事件後、娘の名を付けた非営利組織「エビエル基金」を妻と共同で創設し、調査研究や地域社会のかかわりを通じてこうした事件の再発を防ぐ取り組みに力を入れていた。

これに先立ちフロリダ州では、2018年に銃乱射事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の卒業生、シドニー・アイエロさんが自殺した。母親によると、アイエロさんは自分が生き延びたことで罪悪感にさいなまれ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されていた。

続いて23日には、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の在校生が死亡した。警察は、この生徒も自殺したとみている。

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