南極より寒いシカゴ、氷点下56度のミネソタ 米北部に猛烈な寒波

米北部に猛烈な寒波

(CNN) 米北部の内陸部で29~30日にかけて猛烈な寒波の到来が予想されている。米郵便公社は29日、イリノイやアイオワなど6州の全域と、カンザス州など4州の一部で郵便の配達を中止すると発表した。

ミネソタ州北部では体感温度がおよそ氷点下54~56度に達すると予想され、1982年に記録した氷点下57.2度に並ぶ可能性もある。国立測候所は同州ミネアポリスやセントポールについて、「肌をわずか5分露出しただけでも凍傷の恐れがある」と警告し、外出を控えるよう呼びかけた。

猛烈な寒波は米中部から東部へと進んでいる。今週に入って既に3人が寒波のために死亡。CNNの気象専門家は29日、「最悪の事態はこれから」と予測した。

空の便は29~30日にかけて全米で2700便以上が欠航となっている。

イリノイ州シカゴの気温は31日朝までに、過去最低となる氷点下32度に達する可能性がある。30日の日中の最高気温も氷点下26度までしか上がらない見通し。

雪かきをする作業員=イリノイ州シカゴ/Kiichiro Sato/AP
雪かきをする作業員=イリノイ州シカゴ/Kiichiro Sato/AP

これと比較して、南極大陸のプリーストリー氷河は30日の最高気温が氷点下14度、最低気温は氷点下21度と予想され、シカゴよりも暖かい。

ノースダコタ州では燃料がゲル化して大型トラックやゴミ収集車が動けなくなり、空港では機体に吹きつけた解氷剤が凍って出発できなくなっているという。

同州グランドフォークス国際空港の体感温度は氷点下51度に達した。

イリノイ州知事は非常事態を宣言し、ほんの短い時間、肌を露出しただけでも命にかかわると警告した。シカゴは29~2月1日にかけて極端な寒さが続くと予想されている。

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