不法越境図る家族の拘束数が月間最高に、米南部国境線

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米税関・国境警備局が中米からの亡命希望者を拘束=2018年6月12日、テキサス州マッカレン付近/John Moore/Getty Images North America/Getty Images

米税関・国境警備局が中米からの亡命希望者を拘束=2018年6月12日、テキサス州マッカレン付近/John Moore/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米税関・国境警備局は9日、米国南部の国境線で今年10月にメキシコから不法越境を図り、拘束された家族の人員が計2万3121人と月間の数字としては過去最高を記録したと報告した。

これまでの最高は今年9月の1万6658人だった。10月の数字は前年同月比で378%の激増だった。昨年10月は4836人だった。

個人で侵入を試みた人数は先月、計5万975人を記録。9月の4万1486人、昨年10月の2万5488人より増えていた。

過去を見た場合、2000年代初期から半ばには月間当たり10万人を優に超える事例もあった。不法越境を試みる家族の人数を対象にした米税関・国境警備局による統計収集は13年から始まっている。

同局によると、今年10月に国境線で付き添いもなく単独で侵入しようとし拘束された子どもの人数は4991人。昨年同月に不法入国後に捕まった子どもは3100人以上だった。

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