寄贈のバナナからコカイン、20億円相当見つかる 米刑務所

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寄贈されたバナナの荷物からコカインが発見された/Texas Department of Criminal Justice

寄贈されたバナナの荷物からコカインが発見された/Texas Department of Criminal Justice

(CNN) 米テキサス州刑事司法局に寄付されたバナナの箱の中に、末端価格およそ1800万ドル(約20億円)相当のコカインが隠されているのが見つかった。同局がフェイスブックの投稿で明らかにした。

問題のバナナは同州フリーポートの港から届いたもので、21日に刑事司法局の職員が受け取りに行ったところ、バナナの箱45箱のうち1箱に不審な点があることに気付いた。

その箱を取り出し、中身を開けて調べたところ、バナナの束の下に、コカインの包み540袋が隠されているのが見つかった。

警察によると、見つかったコカインの末端価格はほぼ1800万ドル。いつ、誰がバナナの箱にコカインを隠したのかは分かっておらず、米麻薬取締局や税関・国境警備局が捜査を続けている。

麻薬密輸業者が果物を利用して密輸品を隠そうとした手口は過去にも見つかっている。2017年には米国とメキシコをまたぐ国境で、ライムに見せかけた容器の中に、約2トン分のマリフアナが隠されているのが見つかった。

約3万4000個の偽ライムは、画像検査装置を使った点検で発見された。税関・国境警備局によると、約78万9467ドル相当のマリフアナが隠してあった。

2年前には同じ国境検問所で、約1130キロ分のマリフアナが、ニンジンに見せかけた容器の中から発見されていた。

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