クシュナー氏に機密取り扱い資格を再付与 2回目の聴取後

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クシュナー氏に機密取り扱い資格が再付与された

クシュナー氏に機密取り扱い資格が再付与された

(CNN) トランプ米大統領の娘婿、クシュナー上級顧問が政府の機密情報を取り扱う資格を再び付与されたことが24日までに分かった。事情に詳しい情報筋が明らかにした。

クシュナー氏の機密情報取り扱い資格をめぐっては、マラー特別検察官による捜査で同氏が聴取対象になっていたこともあり、数カ月にわたり不透明な状態が続いていた。

弁護士によると、クシュナー氏は4月にマラー氏の捜査チームから2回目の聴取を受け、7時間にわたり質問に答えた。昨年11月後半にも聴取を受けており、このときはフリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)が主な焦点となっていた。フリン氏は聴取後間もなく、米連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたことに関し有罪を認めている。

マラー氏側は現在、捜査の一部を完了させる方向で調整を進めているとみられる。クシュナー氏に近い筋によると、クシュナー氏側は、進行中の捜査については全ての対応を終えたと考えているという。

弁護士は声明で、「クシュナー氏は2016年大統領選などをめぐる捜査に最初に任意で協力したひとりだ」と指摘。これ以降、議会委員会の聞き取りや特別検察官の聴取に応じるなどして、捜査に全面的に協力する姿勢を続けてきたと主張した。

クシュナー氏が機密情報取り扱いの暫定資格を失ったのは今年2月。ホワイトハウスのロブ・ポーター秘書官の辞任を受け、最高機密へのアクセスに絡む手続きが見直される中で資格を喪失していた。

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