銃乱射事件の米高校の教師、公衆トイレに銃置き忘れで逮捕

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銃乱射で17人が死亡した米フロリダ州の高校の教員が自身の銃の置き忘れで逮捕された

銃乱射で17人が死亡した米フロリダ州の高校の教員が自身の銃の置き忘れで逮捕された

(CNN) 銃乱射事件で生徒など17人の死者を出した米フロリダ州パークランドのマージョリー・ ストーンマン・ダグラス高校の教員を務める男が、弾丸を装填した銃を公衆トイレに置きっぱなしにしたとして逮捕されていたことが13日までに分かった。ホームレスがその銃を拾い上げ、発砲したという。

地元の保安官事務所によると、逮捕された教員の男は8日、桟橋の公衆トイレを使用した際に9ミリ口径の拳銃を個室の中へ置き忘れたという。

男は5分足らずで置き忘れに気づき、トイレへ引き返したが、その途中で1発の銃声を耳にした。トイレに入ってみると、別の男が自分の銃を手にしていたのでそれを奪い返したという。

教員の男は銃器を安全に保管しなかった罪に問われている。トイレは一般に開放された浜辺にあり、子どもが銃を見つける可能性もあったためだ。

弾丸が入っているか確かめようと銃を撃ったというホームレスの男は、公共の施設で銃器を発砲した罪などに問われた。

高校で化学を教えている容疑者の男は、銃乱射事件が起きた2月14日に現場に居合わせた。事件後のテレビ局とのインタビューでは、「それが答えなのかはわからないが」と前置きしつつ、教員向けに銃の訓練を行うプログラムが実施されれば自身も受ける可能性があることを示唆していた。

地元の教育委員会は10日、教員を銃で武装させるプログラムには参加しない意向を表明した。

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