米高校乱射、在校生が銃規制訴え 政治家を「情けない」と批判

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生き残った高校生、銃規制を訴え

(CNN) 米フロリダ州パークランドの高校で起きた銃乱射事件に関連して、同校の生徒2人が19日、CNNの番組に出演し、銃規制強化に乗り出そうとしない政治家の対応を批判した。

この事件では、パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で元生徒が銃を乱射し、17人を殺害した。

事件後にフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(共和党)は、たとえ銃規制法が強化されていたとしても、事件は防げなかったとの見方を示していた。

これに対してエマ・ゴンザレスさんは、銃規制を支持する立場からルビオ議員を批判。「どんな法律をつくっても犯罪者は銃を入手すると彼らは言う。それは本当かもしれないけれど、そうした銃の入手を奨励する必要はない」「(銃の入手を)もっと難しくすることはできる。そうすれば、一部の重大な凶悪犯罪や、言葉にできないほど深刻な悲劇は阻止できる。現時点で誰かがそれをやりたくないというのなら、それこそ情けない」と語気を強めた。

ゴンザレスさんの同級生、デービッド・ホッグさんも、今回の事件後、政治家に対して行動を起こすよう訴えており、ルビオ議員の反応について「彼が即座に立ち上がり、銃規制では解決できないと語り始めたことは、本当に恐ろしい。現時点では、あらゆる答えが解決策だ。私たちはまだ何も試していないのだから」と指摘した。

ホッグさんは、トランプ大統領がツイッターで米連邦捜査局(FBI)に責任があると発言したことに対しても不快感を感じると話し、FBIの責任者はトランプ大統領本人だと指摘、「大統領がFBIを批判して、私たちの注目をそちらへ向けさせようとしていることは容認できない」と強調した。

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