一般教書演説に「黒い服を」 民主党女性議員らが呼び掛け

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米議員らも自身のセクハラ経験告白

ワシントン(CNN) 今月30日に予定されているトランプ米大統領の一般教書演説で黒い服を着て、セクハラ告発運動を応援しようという呼び掛けが、連邦議会議員らの間で広がっている。

一般教書演説は大統領が上下両院合同会議で行う施政方針演説。野党・民主党の女性議員グループは、この日に性別や党派を問わず、黒い服で議場に出ようと呼び掛けている。

米国では最近、各界の著名人らによるセクハラ行為が次々と告発されている。連邦議会も例外ではなく、複数の議員が辞職に追い込まれた。

女性たちがソーシャルメディア上に「MeToo(私も)」というハッシュタグを付けて被害経験を投稿し、さらに「TimesUp(もう終わりにしよう)」というハッシュタグの下に連帯して問題解決を目指す運動が広がりを見せている。

民主党のジャッキー・スパイアー議員は、自身の経験を告白してMeToo運動を主導した1人。CNNとのインタビューで「全米に変化が起きている。議会もそれを受け入れる」と語った。

7日に開催された米映画、テレビ界の祭典、ゴールデングローブ賞授賞式には、女優らがセクハラに立ち向かうため、黒一色の装いで出席した。

スパイアー氏らのグループは昨年2月、トランプ氏の施政方針演説に、20世紀初頭の女性参政権運動を象徴した白い服で出席して注目を集めた。

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