核攻撃時の対応は?、月例行事の議題に 米CDC

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米CDCが会合で核爆発が起きた際の対応策について話し合いを行う

米CDCが会合で核爆発が起きた際の対応策について話し合いを行う

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は7日までに、米国内で核爆発が起きた場合の個人的な防御策や各行政レベルでの即応チームの訓練の在り方などを話し合う会合を今月16日に開催することを明らかにした。

この会合はCDCが毎月企画している行事の一環で、CDC本部がある米ジョージア州アトランタで開く。議題は「想定外の事態への準備」「放射能汚染への準備の指針」などが含まれる。

この月例の行事はシンポジウムなどを織り込んだもので、公共衛生機関の関係者が集まり社会的な重要性などを有する問題について話し合う場となっている。

会合開催は核問題をめぐって米国と北朝鮮の対立が強まっている時期に発表されただけに関心を集めたが、同会合の広報担当責任者は北朝鮮問題とは関係ないと説明。行事の設定時期などを決める必要性を踏まえはるか以前の段階で決められていたとしている。

北朝鮮との核開発問題への懸念が深まるにつれ米国内では最近、核攻撃への対処策を打ち出す州などが出現。北朝鮮がミサイル試射を示唆した米領グアム島では治安対策部門などが核攻撃が起きた場合の対処策を住民に公表していた。

また、ハワイ州では昨年12月、核攻撃に備えた警告サイレンの月1回の試験を開始していた。試験は、冷戦時期の終末期以来のこととなっていた。

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