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米国連大使、国務長官への就任否定 単独インタビュー

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米国連大使、国務長官への就任否定

コンゴ民主共和国キンシャサ(CNN) 米国のヘイリー国連大使は27日、ティラーソン国務長官の退任説が流れている問題に触れ、「ワシントンに移ることに関心はない」と述べ、自らが国務長官の後継者となることを否定した。

訪問先のアフリカ・コンゴ民主共和国でのCNNとの単独会見で表明した。トランプ政権内の閣僚交代のうわさについて言及したくはないと指摘。「ニューヨークにいてハッピーだ」とも語った。

また、ティラーソン長官が去り、トランプ大統領が国務長官への就任を申し出た場合の対応について尋ねられ、そのような事態は起きないとし、仮に打診されても受諾しないとの考えを示した。「自分が最も効果的と考える場所にいたい」と述べた。

ヘイリー大使はCNNの取材に以前、トランプ氏が昨年、国務長官のポストを申し出た事実を明かしていた。ただ、職務にふさわしい十分な経験を積んでいないことなどから辞退したとも述べていた。トランプ氏はこの後、国連大使への就任を促していたという。

ティラーソン長官の退任説は、長官が内輪の会合でトランプ氏をこき下ろしたとの問題が表面化した後、強まっていた。与党・共和党筋は、双方の間の確執は深まっており、長官の続投は来年1月以降はないとも予想している。

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