ヌタウナギが散乱して路上が粘液まみれ、車4台衝突 米

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ウナギが散乱、路上が粘液まみれ 米

(CNN) 米オレゴン州の高速道路上で16日までに、走行中のトラックが急ブレーキをかけた弾みに積んでいた魚の「ヌタウナギ」の7500ポンド(約3.4トン)相当が路上に散乱し、他の車両4台が巻き込まれる衝突事故が起きた。

ウナギは13個の容器に収められていたが、このうちの1個が反対車線を走行していた車1台に当たり、計4台の衝突につながった。運転手1人が軽傷を負った。

高速道路101号線上での事故で、トラックの運転手は建設現場を避けるため急ブレーキを踏んでいた。現場の撮影画像には、数百匹規模の生きたヌタウナギが路上に排出した白色の厚みのある粘液の中をうごめく様子がとらえられていた。また、作業員が建設工事用機材を使い、ウナギをかたづける場面もあった。

オレゴン州の州警察は声明で、ヌタウナギはストレスを感じた際、粘液を出すと述べた。地元消防隊は放水でウナギを道路外へ押し流すための出動要請を受けた。

事故は13日正午ごろ発生したもので、101号線の両車線はウナギを除去した後の午後3時半ごろまでに復旧した。

地元のCNN系列局KGWによると、ウナギは消費用として韓国に輸出される途中だったという。

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