トランプ米政権、断食月の夕食会催さず 20年来の慣例も

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トランプ政権は、ラマダン(断食月)に合わせた夕食会を主催しないことを決めた

トランプ政権は、ラマダン(断食月)に合わせた夕食会を主催しないことを決めた

(CNN) トランプ米政権は25日までに、イスラム教徒のラマダン(断食月)に合わせた夕食会を今年は主催しないことを決めた。過去3代の米政権による慣例に従わないことになる。

ただ、トランプ氏夫妻は24日、ラマダン明けの大祭「イード」を祝うイスラム教徒に温かいあいさつを伝えたいとする声明を発表した。

米政権が催す夕食会はクリントン元大統領時代に始まった。その後のジョージ・W・ブッシュ、オバマ両政権時代にも引き継がれ、約20年間続く年恒例の行事となっていた。夕食会には通常、米国のイスラム社会の著名人物、議員やイスラム諸国の外交官らが招かれていた。

この夕食会についてはティラーソン国務長官も先に見送る方針を示していた。国務長官が催す夕食会は1999年から続いていた。2人のトランプ政権当局者は、長官は国務省の宗教問題担当部局による夕食会開催の要請を退けたとの経緯も明らかにしていた。

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