米加州でダム決壊の恐れ、住民18万人超が避難継続

ダム完成後の48年間で、緊急用の放水路が使用されたのは今回が初めてだという

ダム完成後の48年間で、緊急用の放水路が使用されたのは今回が初めてだという

ところが現地時間の12日午後3時ごろ、緊急用放水路でも浸食が起きていることが分かった。州消防局は、地面の浸食が始まれば土砂などが崩れ落ちて非常に危険な状態になると指摘。「適切に対応しなければ、高さ約9メートルの水の壁に見舞われる」と危機感を募らせた。

カリフォルニア州のブラウン知事は非常事態を宣言。12日午後に周辺の自治体が住民に緊急避難を呼びかけた時点では、放水路がいつ決壊してもおかしくない状況だったという。

ダムの120キロ下流にあるサクラメント市でも、放水路が決壊すれば鉄砲水に襲われる可能性もあるとして、消防局が住民に警戒を促している。

各地で商店は休業し、避難所が開設され、警察は道路を封鎖。道路は低い土地から脱出しようとする住民で交通渋滞が発生し、途中にあるガソリンスタンドの多くは13日までにガソリンが売り切れた。

現在、緊急用放水路からの放水は止まり、13日午前8時現在、オーロビル湖の水位は上限より1.2メートルほど低い約273メートルに低下した。その後も毎時10センチのペースで低下を続けているという。

15日には降雨が予想されることから、当局はそれまでに水位を約15メートル低下させることを目指している。

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