在籍世界最長のコントラバス奏者、ステージ上で倒れ死亡

2016.05.17 Tue posted at 22:20 JST

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(CNN) 米アトランタ交響楽団(ASO)に長年在籍し、世界最長のギネス記録にも認定されたコントラバス奏者、ジェーン・リトルさんが15日、本番の演奏中に倒れて死亡した。87歳だった。

リトルさんは高校で2年間コントラバスを習い、16歳でASOに入団。71年間にわたって1つの楽団に在籍したのは世界最長記録だとして、今年2月にギネス認定されていた。

ASOは声明で「伝説的な人生の最後まで大好きなことができたリトルさんは幸せだった」と述べた。

リトルさんは2月に地元ラジオ局とのインタビューで、高校時代に父と楽器店に行き、ウィンドー越しに見たコントラバスを選んだと話していた。父は「お前があんなに大きな物を弾くなんて」と驚いていたという。

入団当初は生活が厳しく、演奏の報酬をもらい始めた頃は1週おきにわずか35ドルという額だった。それでも「十分な努力と愛を注げばやり通せる」と振り返った。

ASOの首席フルート奏者だったウォーレン・リトルさんと結婚し、ウォーレンさんが亡くなるまで41年間の結婚生活を送った。

ASOによれば、リトルさんは2月の時点ですでに体調を崩していた。フェイスブック上でリトルさんのページに投稿した観客によると、最後はミュージカル映画「ショーほど素敵な商売はない」のテーマ曲の終盤で倒れたという。

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