パイロット、施錠の操縦室に入れず窓から「突入」 米旅客機

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機内のドアから操縦室に入れず、狭い窓から潜り込むサウスウェストのパイロット/Courtesy Matt Rexroad

機内のドアから操縦室に入れず、狭い窓から潜り込むサウスウェストのパイロット/Courtesy Matt Rexroad

(CNN) 米カリフォルニア州のサンディエゴ空港で離陸のため米サウスウェスト航空機に乗り込もうとしたパイロットが操縦室のドアが施錠されていたため中に入れず、操縦室の窓から潜り込んで窮地を脱する一幕がこのほどあった。

同航空はCNNに寄せた声明で、機内への搭乗案内が進む中、乗客の1人が操縦室近くのトイレのドアを開けた際に間違って操縦室のドアを閉め、鍵をかけてしまったと説明。勤務当番のパイロットが機内に入ろうとした矢先に起きた不幸とした。

「我々の操縦士は操縦室の窓から入り込み、ドアを解錠した」ともし、同州サクラメント行きの便は予定通り、出発したと続けた。

乗客の1人は、パイロットが窓から操縦室内へ忍び込む様子を撮影し、SNS上に流した。「便は8分遅れで出発した。サウスウェスト航空の努力は印象深い」と評価した。

これに対し同航空は「ええ、決して毎日見られるようなものではないですね」とSNS上で応じた。

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