EU、ビザ不要のオンライン渡航認証を来年に延期

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「欧州渡航情報認証制度(ETIAS=エティアス)」の実施が2024年に先送りされることがわかった/xbrchx/Adobe Stock

「欧州渡航情報認証制度(ETIAS=エティアス)」の実施が2024年に先送りされることがわかった/xbrchx/Adobe Stock

(CNN) 欧州連合(EU)は5日までに、域外の全ての国の旅券保持者がEU圏内に入国する際に必要な「欧州渡航情報認証制度(ETIAS=エティアス)」の実施を2024年に先送りすることを決めた。

入国ビザが不要となるオンラインで申請する事前の渡航認証制度で、当初は今年11月までに実施される見通しだった。

エティアス申請が必要なのは、米国や英国など含め、EUへの渡航に現在、ビザ取得が必要でない60カ国前後の旅券保持者となる。米国で運用されているESTA(エスタ)とおおむね似た仕組みとなっている。

申請の費用は7ユーロ(約1008円)で、有効期限は3年となる。エスタの場合は21ドル(約2860円)で、2年となっている。

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