米国立公園の無料開放日、今年は5回 今月のキング牧師記念日も

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グランドティトン国立公園。今年1年を通して計5日、全米の国立公園が無料開放される/Daniel Slim/AFP/Getty Images

グランドティトン国立公園。今年1年を通して計5日、全米の国立公園が無料開放される/Daniel Slim/AFP/Getty Images

(CNN) 米国立公園局(NPS)は今年1年を通して計5日、全米の国立公園を無料で開放する。1日目はキング牧師の誕生日を記念する17日の祝日だ。

米国内の国立公園は昨年、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)で野外の活動を求める国民から大きな人気を集め、記録的な入園者数となった。今年の無料開放日はさらに、インフレに圧迫される家族連れなどでにぎわいそうだ。

ただし国内の一部は悪天候に見舞われ、NPSが管理するテネシー州の自動車専用道路ナッチェス・トレース・パークウェーが閉鎖されるなどの影響が出ている。

NPSは1月の訪問先として、カリフォルニア州のデスバレー国立公園を推奨。砂丘や山肌が冬の低い日差しに映える美しい写真も撮れるとアドバイスしている。

今年の無料開放日はほかに、4月16日(国立公園創設ウィークの初日)、8月4日(グレート・アメリカン・アウトドア法制定記念日)、9月24日(全国公有地の日)、11月11日(退役軍人の日)。

NPSによれば、普段から無料で入れる国立公園も多い。全米で指定された400カ所のうち、110カ所前後が通常は5~35ドルの入園料を設定している。イエローストーンやヨセミテなど、有名な国立公園は料金も高い。

米軍要員や小学4年生の児童、NPSのボランティアには年間の無料パス、恒久的な障害のある人には終身無料パスが提供されている。

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