ロンドンのタワーブリッジ、故障で開いたままに 車も人も渡れず

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英ロンドンにあるタワーブリッジ/Courtesy @LizTunbridge/Twitter

英ロンドンにあるタワーブリッジ/Courtesy @LizTunbridge/Twitter

(CNN) ロンドンのテムズ川に架かる有名な可動橋「タワーブリッジ」が9日午後、故障のため開いたままとなり、車や人が渡れない状況となった。

ロンドン市警察はツイッターで「技術的な故障」が原因だと確認した。橋は船の通過のために直立に跳ね上がった後戻らなくなり、ソーシャルメディアにはその様子を収めた画像や動画の投稿が相次いだ。

跳ね上げ構造は釣り合い重りを使って上げ下げする橋の可動部分。タワーブリッジの公式サイトによると、年間約800回開閉する。

この故障で市内各地では渋滞が発生し、歩行者も迂回(うかい)が必要となった。警察はこの地域を避けて移動するように呼び掛けた。

タワーブリッジは全長約240メートルで1894年に完成した。可動部分は蒸気で動かしていたが、1976年以降は油と電気を利用している。

2020年8月にも跳ね上げ部分が動かなくなったことがあり、公式のツイッターアカウントは「技術的な故障」が原因だとしていた。

タワーブリッジは人気の観光スポットで、歩行者は2つのタワーの上部をつなぐ歩道部分を通行できる。歩道部分は1910年に閉鎖されたが、80年代に入り展示スペースとして再び公開された。

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