「世界最強のパスポート」日本が首位維持、渡航制限は考慮せず

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「ヘンリーパスポート指数」の最新ランキングで日本が再び首位をキープした/JEFF HAYNES/AFP via Getty Images

「ヘンリーパスポート指数」の最新ランキングで日本が再び首位をキープした/JEFF HAYNES/AFP via Getty Images

(CNN) 世界のパスポート(旅券)をビザ(査証)なしで渡航できる国や地域の数で比較した「ヘンリーパスポート指数」の最新ランキングが発表され、日本が首位を維持した。同指数では一時的な渡航制限は考慮していない。

発表によると、日本のパスポート保有者がビザなしで渡航可能または到着ビザで入国できるのは193カ国・地域。

ただ、英ヘンリー&パートナーズの報告書によると、今年1~3月期の国際的な移動は新型コロナウイルス禍前の12%にとどまっており、「ランキング上位のパスポートであっても、理論上の渡航可能性と現実の渡航可能性の間には依然として大きな開きがある」という。

現実には、日本のパスポート保有者が渡航できる国や地域は80を下回り、ランキング71位のサウジアラビアと同程度になる。サウジ国民が現在、実際に渡航できるのは58カ国・地域にとどまる。

上位10カ国の顔ぶれは年後半に入る中でも変わらず、引き続きシンガポールが2位(192カ国・地域)、韓国とドイツが3位(同191)で並んでいる。

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