「人魚」になる中国人が増加中、その理由は?

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中国で「人魚ダイビング」の人気に火が付いている/Courtesy of Atlantis Sanya/PADI

中国で「人魚ダイビング」の人気に火が付いている/Courtesy of Atlantis Sanya/PADI

(CNN) 中国南部・海南島のリゾート、アトランティス三亜にある水族館「アンバサダー・ラグーン」。ここでは普段、280種を超える約8万6000匹の海洋生物が暮らしている。

しかし4月28日、この巨大水族館に100人の「人魚」が集まり、鮮やかな色の尾を揺らしながら、一糸乱れぬ動きで水中を泳ぎ回った。

目的は「世界最大の水中人魚ショー」のギネス記録を更新すること。同ホテルとリゾートの3周年を記念する祝賀行事の一環だった。

人魚ダイビングとは何か?

フリーダイビングと同様、人魚ダイビングではタンクや尾以外の外部の補助具は装着しない。ただ、この2つのダイビングスタイルには動きの点で大きな違いがある。

人魚ダイビングについてもっと知るため、取材班は中国の「人魚」の草分けであるダダ・リーさんに話を聴いた。リーさんは世界最大のダイビング教育機関「PADI(パディ)」の中国アンバサダーを務めている。

「フリーダイビングの初心者は通常、2枚のフィンを装着して両脚を交互に動かせるようにするが、人魚ダイビングでは脚の自由な動きを不可能にするため両脚を固定する」とリーさん。

「その代わり、腹と腰を使ってイルカのように動く必要がある。本物の人魚のように滑らかでエレガントな動きを実現するには練習が必要だ」と語る。

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