バハマ、22日から入国制限 米国人観光客らの流入拒否

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カリブ海のバハマが米国など一部の国からの入国について制限する方針を明らかにした/Melissa Alcena/Bloomberg/Getty Images

カリブ海のバハマが米国など一部の国からの入国について制限する方針を明らかにした/Melissa Alcena/Bloomberg/Getty Images

(CNN) カリブ海の島国バハマは22日から、新型コロナウイルス感染が急拡大している米国などからの入国を禁止する。

ミニス首相が19日、テレビ演説で発表した。22日以降、国際線の旅客機はバハマに着陸できない。ただし英国と欧州連合(EU)、カナダからの訪問者が新型ウイルスの検査で陰性を示している場合は例外とする。

旅客船の入港も拒否するが、全ての国からの自家用機、チャーター機やヨットは受け入れる。

国営航空会社のバハマスエアは米国路線の運航をただちに中止し、国内では複数のビーチや公園を無期限で閉鎖する。

ミニス氏は演説で、国内の感染者が新たに15人増えて153人に達したと指摘。中でも今月1日に入国制限を解除してから確認された感染者が49人に上っていると述べ、「ウイルスに負けないよう断固とした行動が求められている」と強調した。

バハマの観光収入は国内総生産(GDP)の50%を占めるとされ、年間550万人に上る観光客の大半が米国から訪れる。米国人観光客の入国禁止はバハマ経済への大きな打撃となるが、ミニス氏は「命を守り、感染拡大を抑えることが最優先」との考えを示した。

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