ボート小屋がインスタで大人気、3千万円で公共トイレ設置へ 豪

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「インスタ映え」するボート小屋がパース市で人気を集めている/s_porter01/Getty Images

「インスタ映え」するボート小屋がパース市で人気を集めている/s_porter01/Getty Images

(CNN) オーストラリア西岸パースにある青いボート小屋がインスタグラムなどで人気を呼び、市内随一の撮影スポットになっている。当局はこれを受け、40万豪ドル(約3020万円)の予算をかけて公共トイレを設置することになった。

「クローリー・エッジ・ボート小屋」はパース市内を流れるスワン川のほとりに建つ。水上に浮かぶその姿をカメラに収めようと、観光客のバスや車が次々と訪れる。

だがここは決して便利な場所ではない。手前を通るのは市内でも特に交通量の多い車道。多くの観光客は近くの住宅地に車を止め、歩いて車道を横切る。

最寄りの公共施設からも2.4キロ離れているため、近くのレストランはトイレを使おうと立ち寄る観光客らの態度などに悩まされているという。

パースの市議会でも先月末、この問題が取り上げられた。解決策として、地元の西オーストラリア州が予算を出し、市内で初めて太陽光発電を採用した公共トイレが建設されることが決まった。

トイレには建設費に加え、年間2万豪ドルの維持費がかかる見通しだという。

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