NZ観光客は大地の守護者に、誓約書で協力求める

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国連によると、ニュージーランドは世界で8番目に幸福度が高い/Dave and Les Jacobs/Getty

国連によると、ニュージーランドは世界で8番目に幸福度が高い/Dave and Les Jacobs/Getty

(CNN) 厳しい環境保護規制で知られるニュージーランドが、国外から訪れる観光客に対し、環境の守護者となることを約束する「ティアキ・プロミス」への署名を求めている。

ティアキは先住民マオリの言葉で「守る」という意味。大地を守る者としての責任を負うマオリの理念が込められている。

観光客の行動について具体的なガイドラインを打ち出す国もある中で、ティアキ・プロミスでは、人が環境に果たす役割と、環境を守るために何ができるかを考えるよう促している。

ニュージーランド観光局のスティーブン・イングランド局長はその狙いについて、学校で子どもたちに教えるように、やっていいことといけないことを列挙するのではなく、ニュージーランドに入国する際に心構えを持ってもらうことにあると説明する。

ティアキ・プロミスについては専用サイトを開設して観光局の公式サイトで紹介しているほか、ニュージーランド航空の国際線の機内でもビデオを放映する。

「ここニュージーランドでは、私たちは環境との深く象徴的な関係を築いています。私たちの大地を訪れ、体験してもらうことは歓迎します。ただ、ここが本当に大切な場所だということを心に留めてください」

国連によると、ニュージーランドは世界で8番目に幸福度が高い。これは自然が身近にあることが大きな理由とされている。

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