比ボラカイ島の観光再開 人数は制限、パーティーやゴミ捨て厳禁 

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フィリピンのボラカイ島で半年ぶりに観光が再開された/NOEL CELIS/AFP/AFP/Getty Images

フィリピンのボラカイ島で半年ぶりに観光が再開された/NOEL CELIS/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 世界でも有数のビーチリゾートとして知られるフィリピンのボラカイ島で、半年ぶりに観光施設の営業が再開された。しかし滞在者数の制限やビーチでのパーティー禁止など、厳しい規制が導入されている。

同島への立ち入り禁止は26日に解除された。しかし今後1年間は、同島に宿泊できる人数を閉鎖前の1万9000人から6000人へと削減する。

ボラカイ島は観光客が急増して汚水対策などが後手に回り、ドゥテルテ大統領が「汚水のたまり場」と形容する状況に陥った。このため4月から観光客の立ち入りを禁止して再生作業が進められていた。

島内のホテルは下水処理設備を整備して政府の営業許可を取得。観光客は島に到着した時点で、政府が認可したホテルの予約があることを証明する必要がある。

島内の移動は公共交通機関の電気ジープニーを利用する。運賃は12月まで無料とする。

ビーチでのパーティーのほか、ビーチパラソル、デッキチェア、ペットなどは禁止。ごみを捨てた場合は高額の罰金を命じられる。

砂浜でのバーベキューは禁止され、午後9時以降は花火もできない。プラスチック製のカップや綿棒、ストローなども禁止され、カジノの営業もできなくなった。

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