サムスン四半期決算、営業利益は69%減 需要減少で

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サムスンの10~12月期の営業利益が8年ぶりの低水準に落ち込んだ/SeongJoon Cho/Bloomberg/Getty Images

サムスンの10~12月期の営業利益が8年ぶりの低水準に落ち込んだ/SeongJoon Cho/Bloomberg/Getty Images

香港(CNN) 韓国の電機大手サムスンが31日に発表した昨年10~12月期決算は、営業利益が前年同期比69%減に落ち込んだ。

10~12月期の営業利益は4兆3000億ウォン(約4500億円)と、スマートフォン事業が不振だった2014年7~9月期以降で最も低い水準だった。

売上高も同8%減の70兆5000億ウォンにとどまった。

世界的な経済停滞で需要が縮小し、ビジネス環境が悪化したためとしている。

サムスンは今月、決算に先立って業績不振を予告していた。

決算発表では、モバイル端末やパソコンの需要が弱く、先行き不透明感が高まるなかでユーザー各社が在庫調整を続けたために半導体部門も打撃を受けたと説明した。

先行き不透明感による需要低迷は今後数カ月続くとしたうえで、今年後半には回復し始めるとの見通しを示した。

主要地域の経済減速により、今四半期のスマートフォンの需要は引き続き前年同期を下回る可能性が高いという。アナリストらも半導体価格の下落を理由に、減益を予想している。

一方、22年通年の売上高は302兆2000億ウォンで、前年の279兆6000億ウォンを上回り、過去最高を記録した。

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