ネットで人気爆発の柴犬「かぼす」、重病で危篤状態

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暗号資産「ドージコイン」のモデルにもなった柴犬「かぼす」が重病に/Getty Images

暗号資産「ドージコイン」のモデルにもなった柴犬「かぼす」が重病に/Getty Images

香港(CNN) インターネット上のミーム(ネタ画像)に使われて爆発的な人気を呼び、暗号資産(仮想通貨)「ドージコイン」のモデルにもなった17歳の柴犬「かぼす」が、重病で危篤状態にあることが分かった。

千葉県佐倉市に住む飼い主の幼稚園教諭、佐藤敦子さんがインスタグラムへの投稿で報告した。

投稿によると、かぼすは24日以降、自分から食べたり飲んだりしなくなり、急性の肝胆管炎と慢性リンパ性白血病の診断を受けた。

その後、食欲は戻ったものの、動きが鈍くなっているという。

佐藤さんは最新の投稿で、かぼすは非常に危険な状態で黄疸(おうだん)を起こしているようだが、抗生物質を使っていると説明。ファンからの応援に力づけられていると書き込んだ。

かぼすは2010年、前足を重ねたいぶかしげな表情の画像が「レディット」「タンブラー」などのSNS上で人気を呼び、せりふを張り付けたりほかの画像と合成したりしたミームが拡散。クッキーの「オレオ」やストックホルムの地下鉄のキャラクターにも起用された。

13年に、かぼすをモチーフにした暗号資産「ドージコイン」が登場した。翌年には400ドル(現在のレートで約5万4000円)まで高騰し、実業家イーロン・マスク氏も注目。ドージコインは、イングランドのプロサッカーチーム「ワトフォードFC」のスポンサーにもなった。

20年代に入ってからも柴犬の人気は続き、SNS上の親ウクライナ運動「北大西洋同志機構(NAFO)」の合成画像に使われたり、ウクライナ国防省がNAFOの募金に感謝するツイートに迷彩服姿で出現したりした。

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