マスク氏になりすました米コメディアン、ツイッターがアカウント凍結

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ツイッターのアカウントを凍結されたコメディアンのキャシー・グリフィン氏/Amy Sussman/Getty Images

ツイッターのアカウントを凍結されたコメディアンのキャシー・グリフィン氏/Amy Sussman/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米ツイッターは、新最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏になりすましたという理由で、コメディアンのキャシー・グリフィン氏のアカウントを凍結した。

ツイッター上では週末にかけ、有名人が相次いでマスク氏になりすましてツイートを投稿していた。その目的は、ツイッターが打ち出した改訂版の認証システムに潜む欠陥を浮かび上がらせることにあった。

ユーザーは有料プランの「ツイッター・ブルー」に加入して月額8ドル(約1170円)を支払えば、青い認証マークを獲得できる。これまで認証マークは、本人確認ができたセレブや政治家など有名人のみが利用できていた。

これに反発したコメディアンのサラ・シルバーマン氏や女優のバレリー・バーティネリ氏など、有名人が相次いで自分のアカウントをマスク氏の氏名や写真に変更。青い認証マーク付きでマスク氏をからかうツイートを投稿した。

グリフィン氏のアカウントは7日午前の時点でも凍結状態が続いている。いつまで凍結が続くのかは不明。マスク氏は6日、グリフィン氏について「コメディアンになりすましたため凍結された」とからかい、月額8ドルを払ってツイッター・ブルーに加入すればアカウントを取り戻せるかもしれないとツイートした。

グリフィン氏はCNNの大みそかの番組で長年司会者を務めていたが、2017年、当時のドナルド・トランプ大統領に見せかけた血まみれの頭を抱えて写真に納まっていたことを理由にCNNを降板させられた。

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