トランプ氏のツイッター禁止を解除、マスク氏が意向表明

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マスク氏、トランプ氏のツイッター禁止解除の意向示す

ニューヨーク(CNN Business) 米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は10日、同氏によるツイッターの買収が完了したら、トランプ前米大統領のツイッターアカウントの禁止を解除する意向を示した。

マスク氏は英紙フィナンシャル・タイムズのイベントで語った。解除の動きは広く予想されていたが、初めて公に認めた。

マスク氏はこれまで、ツイッターが「削除に(もっと)慎重になり」「永久禁止に非常に注意深く」あるべきだとの見解を示していた。10日には、昨年1月のトランプ氏に対する禁止措置は「誤り」だったと述べ、「永久禁止を覆そうと思う。私の意見としては、(ツイッター創業者で前CEOの)ジャック・ドーシー氏も同意見だが、我々は永久禁止を行うべきではない」と語った。

ドーシー氏も同日、マスク氏の意見に賛同し、「例外はあるが、一般的に永久禁止は我々の失敗の一つであり、機能しない」とツイートした。

ツイッターはマスク氏の発言にコメントしていない。

トランプ氏は昨年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件の後、暴力の扇動を禁止するツイッターの規則に違反したとして永久に利用資格が停止されていた。当時はドーシー氏が同社を率いていた。

他のSNSもその後トランプ氏のアカウントの禁止や停止の対応をして続いた。

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