百度とポニー・エーアイ、北京市で無人自動タクシーのサービス開始

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中国の百度(バイドゥ)と、トヨタ自動車が出資するスタートアップ企業ポニー・エーアイが、北京市で無人自動タクシーのサービス開始した/NOEL CELIS/AFP/Getty Images

中国の百度(バイドゥ)と、トヨタ自動車が出資するスタートアップ企業ポニー・エーアイが、北京市で無人自動タクシーのサービス開始した/NOEL CELIS/AFP/Getty Images

香港(CNN Business) 中国の首都・北京市で、同国では初めて、運転席に人が乗らない形で自動運転タクシーのサービスが提供されることがわかった。中国の百度(バイドゥ)と、トヨタ自動車が出資するスタートアップ企業ポニー・エーアイが明らかにした。

発表によれば、両社は、一般の人々に自動運転タクシーのサービスを提供する許可を得た。今回取得した許可では、運転席に運転者を座らせる必要はない。

今回のサービスは4月28日に北京市で導入された。利用者は日中、両社のアプリを通じてタクシーを呼び出すことができる。

今のところ、サービスの提供は指定の約60平方キロの範囲に制限される。緊急事態に備えて、助手席に人員を配置するという。

今回の発表は、世界最大の自動車市場である中国における自動運転技術にとって大きな前進となった。

百度は検索エンジンで知られているが、自動運転車の保有台数でも中国最大級だ。百度によれば、今回のサービスは車両10台から開始し、その後、30台を追加するという。

中国は自動運転車にとって重要な試験場となっている。中国では少数の野心的な企業が、安全運転のための運転手の排除や、一般へのサービス提供、公道での運行など、さまざまな分野で新たな記録を定期的に打ち立てている。

百度はこれまでも、北京市を含む複数の都市で、自動運転タクシーのサービスを提供していたが、運転席に人が乗っていることが必要だった。

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