イーロン・マスク氏、ツイッターの取締役に就任せず

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米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)。ツイッターの取締役には就任しないことがわかった/Patrick Pleul/AFP/Getty Images

米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)。ツイッターの取締役には就任しないことがわかった/Patrick Pleul/AFP/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッターの取締役には就任しないとの決断を下したことがわかった。ツイッターのパラグ・アグラワルCEOが10日夜、明らかにした。マスク氏は先ごろ、ツイッターの株式を大量に取得していた。

アグラワル氏はツイッターへの投稿で、マスク氏の取締役への起用は9日に公式に有効になる予定だったが、マスク氏からは同日午前に取締役会に加わらないとの考えが伝えられたと述べた。アグラワル氏は、同社は取締役に加わっていようといまいと、株主からの意見は今までもこれからも尊重すると表明。マスク氏は筆頭株主であり、マスク氏からの意見には今後も耳を傾けるとした。

ツイッターの広報担当もマスク氏が取締役に就任しないと決断したこと確認した。

ツイッターは、当局への報告文書で、マスク氏を2024年までの任期で取締役に任命する予定だと明らかにしていた。

マスク氏は最近、ツイッターの株式を9%以上取得し、同社の筆頭株主になっていた。マスク氏は取締役就任の取引の一環として、取締役在任中に14.9%を超えてツイッター株を取得しないことに同意していた。この制約がなくなった今、マスク氏がさらに同社株を買い増す可能性がある。

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