イーロン・マスク氏、新しいSNSの創設を「真剣に検討」

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米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)/PATRICK PLEUL/AFP/POOL/Getty Images

米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)/PATRICK PLEUL/AFP/POOL/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が26日、新しいソーシャルメディアプラットフォームの創設を「真剣に考える」とツイートした。

マスク氏はツイッターについて、自由な発言が許されないとして前日から批判を展開。25日には「ツイッターが事実上の公共広場の役割を果たしていることを前提とすると、言論の自由の原則が守られないことは、民主主義を根底から揺るがしている。何をすべきか?」とツイッターに投稿し、新しいプラットフォームの必要性を問いかけた。

2018年の米証券取引委員会(SEC)との合意に基づき、マスク氏がテスラについてツイッターに投稿する際は、テスラの別の幹部から事前に承諾を得る必要がある。

マスク氏は昨年11月、手持ちのテスラ株の10%を売却すべきかどうかをツイッターのフォロワーに問いかけた。この投稿が株価の急落を招いてテスラにはSECから召喚状が届き、マスク氏はその対応を「嫌がらせ」と呼んで批判した。

マスク氏が召喚状に不服を申し立てたことを受け、SECはこのほど裁判所に対し、マスク氏のツイートの監視継続を認めるよう求めた。

米国では公人や企業が確立されたSNSを離れて独自のプラットフォームを創設する動きが相次いでいる。ドナルド・トランプ前大統領は21年1月以来、ツイッターの使用を禁じられ、今年2月にトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループが提供する「トゥルース・ソーシャル」を立ち上げた。

「ランブル」「パーラー」などのサービスも、大手SNSの代替として創設されている。パーラーは昨年1月6日の米議事堂襲撃事件で暴力の扇動に使われたとしてアップルのアプリストアから削除された。その後、ヘイトスピーチの検出・抑制を向上させ、4月に復活している。

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