米アップル、ロシアでの製品販売を停止 サービス制限も

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米アップルがロシアでの製品販売を停止した/Artyom Geodakyan/TASS/Getty Images

米アップルがロシアでの製品販売を停止した/Artyom Geodakyan/TASS/Getty Images

(CNN) 米アップルは1日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、同国での全製品の販売を停止したと発表した。

アップルは声明でロシアの侵攻に「深い懸念」を表明。ロシアの販売網向けの輸出を先週から停止していることを明らかにした。

また、ロシア国内で電子決済サービス「アップルペイ」などの利用を制限し、ロシア国営メディア「RT」「スプートニク」のアプリを国外からダウンロードできないよう、アップストアから削除したことを明らかにした。

さらにウクライナ市民の安全に配慮して、アップル・マップ上で同国の交通情報とライブ情報を無効化した。

アップルに対してはウクライナ政府が先週、ロシアからアップストアを利用できないように遮断する措置などを求めた。これに対して専門家は、ロシア国内で侵攻に抗議しているユーザーの活動が妨げられるとの懸念を指摘していた。

米SNS大手のフェイスブックやユーチューブ、ツイッターも欧州当局者らの要請を受け、ロシア国営メディアが共有したコンテンツの取り締まりに乗り出した。また米動画配信大手ネットフリックスは、ロシア国営放送の番組配信を拒否している。

アップルの発表を受け、ウクライナのデジタル化担当閣僚はツイッター上で、同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)に「仕事を最後までやり遂げるべき」と呼び掛け、ロシア国内でのアップストア遮断を改めて求めた。

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