中国当局、春節に合わせネット取り締まり強化へ 五輪も控え

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中国国家ネットワーク情報弁公室(CAC)が設置されている北京市内の建物/Stephen Shaver/UPI/Shutterstock

中国国家ネットワーク情報弁公室(CAC)が設置されている北京市内の建物/Stephen Shaver/UPI/Shutterstock

香港(CNN Business) 中国のインターネット規制を統括する国家ネットワーク情報弁公室(CAC)は25日、来月1日の春節(旧正月)に合わせてインターネット環境の「浄化」月間を設け、違法コンテンツの取り締まりを強化すると発表した。

CACは習近平(シーチンピン)国家主席が2014年、中国のネットとデータの安全を守るとの目的を掲げて設置した監督機関だ。

浄化月間は、来月4日に開幕する北京オリンピック(五輪)のタイミングとも重なる。

CACの計画によると、主要メディアのサイトや検索ランキング、ポップアップ表示などに有益な情報が掲載されるよう、注意深く管理する。下品またはわいせつな表現や暴力的な内容は排除される。

ネット上のうわさや、著名人による「違法で不道徳」な発言、富をひけらかす行為や拝金主義、暴飲暴食を扱う内容なども取り締まりの対象となる。

中国当局は昨年からすでに、「不健全」なコンテンツを排除するとして一部の芸能人のネット配信を禁止するなど、ネットへの締め付けを強化していた。

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