米アップルの時価総額、一時3兆ドルを突破 世界初

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米カリフォルニア州クパチーノにあるアップルの本社「アップルパーク」/Tayfun CoÅkun/Anadolu Agency/Getty Images

米カリフォルニア州クパチーノにあるアップルの本社「アップルパーク」/Tayfun CoÅkun/Anadolu Agency/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 3日の米株式市場で米アップルの時価総額が一時、3兆ドル(約346兆円)の大台を突破した。公開企業の時価総額が3兆ドルを超えるのは初めて。

アップルの株価は一時、約3%上昇して過去最高値の1株182.88ドルを記録し、時価総額3兆ドルに必要な1株182.85ドルの水準を突破した。その後はこの水準から値を落とした。

アップルの時価総額が初めて1兆ドルを超えたのは2018年8月、2兆ドルを超えたのは20年8月だった。

アップル株の昨年の上昇率は35%近い。iPhone(アイフォーン)の新旧モデルや、「アップルミュージック」「アップルTV+(プラス)」「iCloud(アイクラウド)」などのサブスクリプション(定額課金)サービス、アプリ配信サービス「アップストア」への旺盛な需要が追い風となった。

昨年7~9月期の売上高は30%近い伸びを示し、830億ドルを上回った。同社の手元資金は1910億ドルに上る。

ただ、近いうちにアップル以外にも3兆ドル企業の仲間入りを果たす企業が出てくる可能性はある。マイクロソフトの時価総額は現在約2兆5000億ドル、グーグルの親会社アルファベットは約2兆ドルで、これに続くアマゾンは1兆7000億ドル、イーロン・マスク氏率いるテスラは約1兆2000億ドルとなっている。

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