米アマゾン、家庭用ロボットやディスプレーなど発表

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アマゾンから見回りロボット「アストロ」

(CNN Business) 米アマゾンは28日、オンラインで発表会を開催し、家庭用ロボットやディスプレーなどの新製品を発表した。アマゾンは家庭内で使用する製品群で情報をやり取りすることで、利用者を自社の経済圏により深く引き込もうとしている。

市場調査会社ABIリサーチのリサーチディレクター、ジョナサン・コリンズ氏は、「スマートホームは、我々が現在いる位置よりもはるかに拡大する可能性がある」と指摘。新製品すべてが成功するわけではなく、多くはあっという間に消え去るとしつつ、アマゾンが、どこに需要があり、消費者との関係強化のための付加価値をどこで生み出せるのか確認するための新製品のアイディアに今後も挑戦し続けることは明確だと述べた。

アマゾンは2014年、音声アシスタント端末「Echo」を発表した。アマゾンは今回、Echo端末としては最も大きい「Echo Show 15」を発表した。15.6インチのHDディスプレーで壁に掛けたり、カウンターに置いたりできる。縦置き、横置き、どちらにも対応している。ホーム画面をカスタマイズできるほか、家庭内の別の人にメモを残したり、買い物リストを追加したり、共有カレンダーを確認したりできる。「プライム・ビデオ」や「ネットフリックス」「フールー」といったストリーミングサービスにも対応している。価格は249ドル。スタンドなどのアクセサリー類は別売り。

アマゾンは人工知能を搭載した見回りロボット「アストロ」も発表した。カメラが搭載されており、外出してもペットや高齢者の様子を確認できる。音声による指示にも対応する。999ドルで年内に発売される。

発表会ではそのほか、セキュリティー製品「リング」のサブスクリプションサービスや、家族や友人とのビデオ通話を楽しんだりできる子ども向け端末「アマゾン・グロウ」などの新製品も紹介された。

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