全米数十州、グーグルを反トラスト法違反で提訴

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グーグルが反トラスト法違反で全米の数十の州から提訴された/Shutterstock

グーグルが反トラスト法違反で全米の数十の州から提訴された/Shutterstock

(CNN Business) 米国の36州と首都ワシントン(コロンビア特別区)は7日、米アルファベット傘下のグーグルについて、アンドロイド端末向けのアプリストア「グーグルプレイ」で独占的地位を乱用したとして、反トラスト法(独占禁止法)違反で提訴した。今回の提訴では、グーグルがアプリ開発業者に課している手数料が標的となっている。

今回の訴えによれば、グーグルは米国でのアンドロイドアプリの流通で独占的な地位を築いており、制限的な契約を使って、競争を犠牲にしてアンドロイド端末のメーカーにグーグルプレイの宣伝を強いたという。

今回の提訴では、グーグルがサードパーティーのアプリストアの台頭を阻止したともしている。今回の訴えによれば、グーグルは、グーグルプレイがアンドロイド向けアプリの最も魅力的な発信源で居続けるよう、サムスン電子に対し、主要な開発業者との関係を断つために金を払う直接的な試みを行った。

グーグルはまた、契約の条項で、グーグル製の課金システムだけを開発業者がアプリ内で利用できるものとしているという。

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