FBのザッカーバーグCEO、来年の半分はリモートワークを計画

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モバイル業界のイベントに出席したマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=2016年2月22日、英ロンドン/zz/DJ/AAD/STAR MAX/IPx/AP

モバイル業界のイベントに出席したマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=2016年2月22日、英ロンドン/zz/DJ/AAD/STAR MAX/IPx/AP

(CNN Business) 交流サイト世界大手、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が来年、少なくとも半分の勤務についてリモートで行うことを計画していることがわかった。ザッカーバーグ氏が9日、従業員向けのメモで明らかにした。

フェイスブックの広報担当はCNN Businessに対して、ザッカーバーグ氏がメモを送ったことを確認した。メモについては、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。

WSJによれば、ザッカーバーグ氏はメモの中で、リモートワークによって、長期的な思考のためのスペースが増えたほか、家族と一緒に過ごす時間も増えて幸福度も高まり、仕事の生産性も向上したと述べている。

フェイスブックは9日、全従業員を対象に、役職として許されるならばリモートワークの適用を認めると明らかにした。職場に戻りたい従業員は戻れるとしているが、少なくとも勤務時間の半分はオフィスに滞在するよう求めている。従業員は営業日の1年あたり最大20日間、遠隔地で過ごすことができる。

ザッカーバーグ氏は以前に、今後10年以内に全従業員の少なくとも半数が完全にリモートで勤務するだろうとの見通しを示していた。

米国の成人の半分以上が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了し、より大規模な経済活動の再開が迫っているなか、IT企業の多くは、オフィスの再開をどうやって、そして、どのくらい行うか検討を進めている。

ツイッターは、役職が許すなら従業員に対して永久にリモートで勤務する選択肢を認めている。グーグルは永続的にリモートを続けるか、オフィスに復帰するか、9月から勤務先を変更するかを選択するよう求めている。

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